Naho’s Bookshelf は、私が読んだ本の備忘録を書くところです。

読書が趣味なので、結構読むのですが、記憶力がにわとり並なので、ストーリーをすぐに忘れてしまいます。どんなに感動しても、これ好きだなぁって思っても、いざ人に紹介するとなると、ストーリーもオチも忘れてて、ちゃんと言えないことが多いです。だから、こうして、備忘録つけてようという試み。

さて、Naho’s Bookshelf の第一発目に紹介するのは、、、

ゲーテ著、高橋義孝訳 若きウェルテルの悩み

初めて、海外の古典作品に手を出したので、第1弾にふさわしい作品のではないでしょうか。(謎理論)

あらすじ:主人公ウェルテルは教養もあり、絵の才能もある上流階級の青年。感受性にも溢れている。ある日、ウェルテルはシャルロッテという女性に出会い、恋に落ちてしまう。しかし彼女にはアルベルトという許婚がいる。感動する対象が同じであったり、考え方も価値観も同じで、一緒にいる時間が楽しいせいか、許嫁がいるロッテも、ウェルテルを拒むことができず、中途半端な態度をとってしまう。ウェルテルは、どんどんこれ以上ないくらい惚れ込んでしまうが、一生結ばれることのない現実に絶望し、自殺をしてしまう。

書評じゃないから、あらすじにオチまでぶっこんじゃったけど、これから読もうって思ってる人も気にしないで!この本に関してオチは重要じゃない!!!!

この本ですごいのは、ウェルテルの悟りまくっている名言が続出していること。

ウェルテルがポツリポツリと呟く言葉が、思わず共感できたり、悟りまくっているます。

しかも、面白いのが、人によってグッとくる言葉が違うということ。ある人のこの作品の紹介動画をみていると、その人が紹介しているグッきた名言が、私のとは違うものが多く、人それぞれ、感じ方が違うんだな、それとと同時に、この本には名言がたくさん書かれているんだなぁと思いました、ウェルテルは名言おばけでした。

グッときた名言たくさんあるのですが、厳選した3つを紹介しますね。

人間が互いに苦しめ合うくらい、ばかげたことはないんだ。ことに若い人たちがいっさいのよろこびにたいして最も開放的でありうる人生の春にさ、せっかくの日を二日なり三日なりしかめ面をして台なしにし合う、そうしてずっとあとになって初めてああばかなことをしたと悔むなんて実に愚劣きわまりない。

若きウェルテルの悩み

その通りとしか言いようがない。この歳になっても、よく妹と言い合いになるし、喧嘩し合うんですけど、一度喧嘩するとお互いに話聞かないんです。その期間が1週間とかざらにある。そのくせ、お互いkpopが好きだから、色々共有してわーきゃーしたいのに、喧嘩中だからできないとか、、、アホですね。愚劣きわまりないですね。お互い頑固なものでさ、、、もっと素直になろう、そして楽しい時間をもっと作ろうって思いました。

世の中ではあれかこれかで方のつくようなものはそうめったにあるもんじゃないってことだ。ぼくらの気持や行動の仕方は実に複雑なのだ。

若きウェルテルの悩み

世の中にこれは善、これは悪なんて決めることができるものなんてない、ということ。この作品が書かれたのは、啓蒙思想が広がっていた18世紀後半。啓蒙思想というのは、感情ではなく、理性や合理性が重要だよねという考え方。これを書いたゲーテはアンチ啓蒙思想で、そんなに合理的に物事を線引きすることなどできないし、特に感情は理性的にコントロールなんてできないという考え方で、その思想が、表れているなと思いました。

書いてて今思ったけど、貴重な人生を不機嫌な気持ちで台なしにするのはアホだよね〜って言ってるけど、でもアンチ啓蒙思想で、感情のコントロールなんて不可能って言ってるからちょっと矛盾してない?って思っちゃったんだけど。私の理解が間違ってるだけ?

他人に向って胸襟を開く大きな魂を見ることほど、本当のあたたかいよろこびをもたらすものはこの世にないのだ。

若きウェルテルの悩み

本心や気持ちを打ち明けたりできること、そしてそれをできる相手がいることほど素敵で幸せになれることはないってことかしら?

私はそう解釈したんだけど、確かにそうかもしれない。そういうことができる友達を大切にしなきゃなと思わされました。

ロッテを愛する気持をコントロールできず、自殺を決心した頃にロッテの唇を奪ってしまいます。すでに夫がいるロッテの唇を奪ってしまったこの罪を、その罪を死ぬことで償うといい、自殺をしてしまう。感情優先のザ・アンチ啓蒙主義な作品ですね。

愛は罪悪、、、うん、、、これどこかで聞いたことある、、、夏目漱石の「こころ」だ、、、とか思いながら読了しました。終盤、ウェルテルがやや怖く感じ、正直いうと胸糞悪くなっちゃったけど、読んでみてね!(オススメの仕方下手。)

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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