こんにちは、Nahoです。

最近、とても暖かかったり、急に雪が降って冷え込んだり気温差がとても激しいですね💦

激しく変わる気温差に体が適応できずにいる時に、コロナとかの病気にかかりやすいので心配です。みなさん、暖かくしてください、、、

私は、昨日、家の中でぬくぬくしながら、一冊読了したものがあるので、

その感想を。

最近、本の感想文ばかりだね笑(積読本大量に家にあるので社会人になる前に読み終えたい一心なの笑)

今回読んだのは、

レティシア・コロンバニ著 三つ編み

ヒロインは3人いて、

インドの不可触民1インドにおけるカースト外に位置付けられる人たち。ダリットというで一人の娘を持つスミタ。

イタリアの家族経営で毛髪加工工場を営んでいる父を手伝うジュリア。

そしてカナダのシングルマザーであり弁護士のサラ。

それぞれ、階級制度や男女格差の影響で不公平な運命と向き合い、

それに立ち向かいます。

そんな中で、繋がるはずのないそれぞれのストーリーが美しい髪を辿って繋がっていきます。

これ以降はネタバレです!~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

スミタとその娘のラリータは、自分たちを守ってもらうために神様に髪の毛を捧げ、

ジュリアは、インドで捧げられた髪の毛を輸入し加工してウィッグを作り、

最後に、サラはガン治療中に失った髪の毛をジュリアによって作られたウィッグで髪の毛を取り戻します。

そして最後にこうありました。

サラは世界の果て、インドで髪を捧げた女性を思い、それを辛抱づよくときほぐし、加工処理したシチリアの女性たちを思う。髪をかつらにまとめあげた女性を思う。すると、世界が一致団結して自分の快復のために働いてくれている気がする。教訓集の言葉を思い浮かべる。—–「ひとつの命を救う者は、みんなを救う。」いまみんなに救われ、サラはみんなにありがとう、と言いたい。

三つ編み by レティシア・コロンバニ

不公平な運命を乗り越えようとする女性たちが、見えない形で支え合っているという素敵なエンディングでした。私も辛いことがあっても頑張りたいと思わずには入られませんでした。

一方で、このエンディングを読んで思ってしまったこと、、、

皮肉にも世界システム論2英名:World System Theory / Immanuel Wallersteinが提言した世界全体を一つのシステムとしてみる考え方。あくまで観点であり理論ではないよ。の具現化っぽくなってない。。。?

世界システム論は、世界は、中核国、周辺国、準周辺国3つに分けられて

中核国は一方で周辺国は経済面で

中核国(core):周辺国を労働力や資源の面で搾取し、利益を得る。

周辺国(periphery):中核国に資源や労働力を提供し、経済的にも軍事的にも依存している

準周辺国(semi-periphery):中核国と周辺国の特徴をどちらも持っている。

つまり、この3つの国があることで、世界が経済的に回っているから、周辺国がなくなったら世界は回らず、逆説的に言えば、周辺国がなくなることはない(全ての国が裕福になることはない)という考え方。

髪の毛という資源を提供したインドが周辺国

髪の毛という資源を利用しウィッグを生産して、提供するイタリアが準周辺国

ウィッグという恩恵を得たカナダが中核国、、、とか思ってしまったよね。

とは言え、インドはもはや経済面でほぼトップを走っているし、軍事的にも経済的にもカナダには全く依存してないから全然当てはまってないか、、、

でもなんとなく、エンディングで世界システム論を彷彿とさせました、、、

もはや世界システム論は40年前の考え方で、世界は複雑化し変わってきているから、このアイディアで世界は説明しきれないなぁとも思いました。

あとあと、やはり男女格差に関して考えずには入られませんでした。

世界男女格差ランキング20203Global Gender Gap Report 2020 published by World Economic Forumからの参考

  • フランス(著者レティシアさんの出身国) 15位
  • カナダ(サラの出身国)  19位
  • イタリア(ジュリアの出身国) 76位
  • インド(スミタの出身国)  112位
  • 日本(私たちの出身国)   121位

うん、、、G7の中でも男女格差の面で最下位だと、知っていたけれど、

本作読んで、それぞれの国での女性の地位の低さや卑下されている現実を知ってから、このランキングを見ると、改めて驚愕というか、日本における男女格差異常だなと思いました、、、2018年から1ポイントダウン。

Global Gender Gap Report 2020 published by World Economic Forum

世界平均が青い線で、日本のスコアが水色なんだけど、

これを見ると教育と健康の水準が高いのは世界でも当たり前。

経済面ではやっと世界平均レベル。(リポートによると2018年から経済面でのギャップは縮まったけれど、ほんーーーとに少しだけ)

政治面では、圧倒的に世界平均にも追いついておらず、153位中144位

議会での女性の割合は、先進国と比べると20パーセントも遅れをとっており、

18人の内閣のメンバーでたった1人だけ。

過去50年で女性が首相(a head of state)になったことない。てか今まで一度もないけどな笑

政治の場面で女性の意見を反映できる女性が少ない時点で、日本での女性の地位なんて上がるはずないし。

そもそも、地位向上させたいって思っている女性も日本では少ないんだろうね。

昇進したい!管理職につきたい!って思う女性どれくらいいるんだろう?

ちょうど1週間前の国際女性の日で、欧州各国では女性地位向上のためのデモ行進が行なわれてたけど、日本では全くそういうことがなかった現状がなんとなく、日本人女性は昇進だったり、自分の意見を反映させたい!!っていう意思が他国の女性より低いことを説明しているように感じます。

それとも、地位向上を望んでいても、どうせ無理だから、、、と思いとどまってしまい、声あげることができない国民性なのでしょうか、、、

みなさんは、この順位をみてどう考えましたか?

よかったらコメント残してくださると嬉しいです☀️

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