「電話対応は、愛嬌のある感じでハキハキとリアクションも可愛らしくね」

新社会人になって間も無く、電話対応の研修中に言われた言葉です。

私は、明るく「はい!」なんて返事しながらも、内心、ひどく困惑しました。

中高6年間女子校に通って、どんなイベントも女子だけで企画して準備して、男子の力なんて借りずにたくましく育ってきて、

男女平等の社会で堂々と働けるように育てられた。

だから、メイクも好きだからちゃんとするし、服装も結構女性らしい格好をするけど、

中身は結構ガサツなところがあるし、男勝りだし、

媚びうる?ありえないわっていう考えだし、

媚び売ってる子見ると、あーこういう子無理だわってなる(これはできる子に対する嫉妬からなのかな笑)

フランスとかイギリスで留学していたのもあって、

海外の女性は、男に媚び売る感じが全くなくて、

精神的に男性から自立しているのを見てて、

やっぱりこれが女性のあるべき姿だし、こういう女性が受け入れらるものだろうと思っていました。

でも、会社に入って、結構初っ端で言われたこの言葉に対して

なんで女性らしく振る舞わないといけないの?って

なんで私らしく働けないの?って反感を覚えた。

この21世紀という時代になっても、日本社会は女性性を強要するんだってショックでした。

女性でも振る舞いとか考え方とかは全然違くて、そんな違いを尊重してくれる世の中であるべきだし、なんだかんだそんな世の中なんだろうと思っていたけど、やはり社会に出ると、女性らしさが求められるんだって、今までそんなことなかったから、本当にびっくりしたし、戸惑いました。

この業界は男社会だから、女性の営業が多いこの会社は珍しいし、それが、この会社のウリでもあるの。だから電話に女性が出ると、男性側も嬉しいでしょ、だから愛嬌ある感じででるようにしてね

この男女平等を推進する21世紀という時代に坂東眞理子さんの『女性の品格』っていう本が、そういえば大ヒットしたよなって唐突に思い出し、一体、どんな時代外れなこと書いてんの??っていう怒りで読み始めたんです。

最初の『はじめにー凜とした女性に』というパートを読んで、私は大きな勘違いをしていたことに気づき、羞恥を覚え、猛反省しました。

男らしい男性は勇気、判断力、決断力、責任感に富み、女らしい女性は優しく、思いやりや忍耐力、持続力があり、節制心があるものだと割り切るわけにはいかない。

女性の品格

品格のある男性は、判断力、決断力、責任感に飛んでいると同時に、気遣いのできる優しさ、思いやりもありますし、

一方、品格のある女性は、優しく思いやりがあり節制心があるだけではなく、判断力と決断力と責任感に富んでいる。

つまり品格のある人は、男性と女性で差異はない、、、

けれど、あえて女性の品格という本を書いた理由として、

男女平等が進む社会の中で、女性が男らしく振舞ったり荒っぽいことをしてもいいと、男女平等を履き違えてしまっている人が増えていること、

従来の働く男性像(会社人間の枠にどっぷり浸かり、お金や権力から抜け出せない)を真似する女性が増えて、人間を大切にする優しさや思いやりを職場に持ち込む人が減ってしまうことを恐れているからとのことでした。

私の職場は、確かに愛嬌も大事だと言っている人もいるけれど、

よくよく考えてみると、細やかで丁寧な対応を意識してとの方がよく言われるし、

数少ない男性の営業マンでも、そういう細やかな対応できる人は品があるし、何より実績もちゃんとあるんですよね。

女性らしくって何??媚び売るってこと??って思ってたんですけど、

女性らしさは、優しさ、思いやり、忍耐力、節制心であり、決して女っぽく振舞って媚びを売るということではない。

男女どちらともこれを持つことが大切なんだなとわかりました。

私は、改めて優しさと思いやりと節制心があると同時に、決断力と判断力と責任感に富んだ人になれるようになりたいなぁと思いました。でも、まだまだまだ、そうなるまでの道のりは流そうです、、

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